環境を浄化する微生物資材

【地域循環農業生産システムの要】

きのこ生産が盛んな長野県中野市で「きのこを収穫した後の培養土の再利用」について、研究を重ねてきました。

その結果、従来の培養基材であった「おが粉(針葉樹の粉)」から「トウモロコシの芯」を代替材料として利用することで、培養技術が新たに開発され、再利用に成功しました。

キノコーソって何?

【超強力な発酵物】

キノコーソ』は、きのこが育成される際に使用された土壌(培地)から作られています。

この培地は、きのこの菌糸で満たされています。収穫されたきのこの培地から、十数種類の有機素材とミネラルを一度分解し、それから新たにきのこ菌と酵素が結合した組織を生成します。このプロセスでは雑菌に触れず、代わりに納豆菌や酵母菌などの有用な微生物を混ぜて乾燥・発酵させ、超強力な発酵物である『キノコーソ』が生まれます。

キノコーソの製造工程

【完成までの4ステップ】

自家採取により特殊培養した土壌菌です。

主要成分

【キノコーソの秘密】

水分24.5%
全炭素28.3%
全窒素1.65%
灰分19.1%
CaO1.44%
MgO0.91%
K2O1.65%
P2O2.10%
C/Nrt17.2%

キノコーソの効果

【微生物資材の実力】

消臭作用

生ゴミ、畜糞等に混入させて攪拌することにより解決する。
・コンポスト
・下水道汚泥の堆肥化、水分調整材
・バイオマストイレ

乾燥作用

菌の出す発酵熱と、菌そのものの水分の吸収作用によって、急速に極低コストで乾燥する。

環境浄化作用

ダイオキシンを分解、残留農薬を無害化、亜硝酸態窒素を分解する。
・生ゴミの堆肥化(油分などの分解促進剤)
・発酵燃料製造の種菌及び燃料

飼料添加材

発酵飼料の種菌として利用でき、健康促進剤となる。
・薬品及び抗生物質の使用を大幅に減らす飼料の発酵促進材
・伝染病対策材(家畜の敷料として使用)

病害解消材

土壌環境を善玉菌群に切り替え、土壌障害からもたらされせる多くの病虫害が解消する。
・連作障害の解消(土壌改良剤)

除草効果

菌の力が強力であり表面に散布した場合、表面から一気に養分を吸収して雑草の成長を一時的に止める。

残留肥料成分及び有害物質の分解

土中で固定化したリン酸やカルシウム等の肥料分を分解し、作物が吸収できるようにする。
・農薬及び化学肥料の使用を大幅に減らす肥料作りの発酵及び水分調整材
・有害物質とは、ダイオキシン、アンモニアガス、メタンガス、亜硝酸態窒素等があります

キノコーソの活用方法

【病害対策に効果的】

根こぶ病

野沢菜、キャベツ、白菜

根腐れ線虫

レタス、白菜、キャベツ

根腐れ病

レタス

半身菱ちょう病

なす

菱ちょう病

カーネーション、ブドウ

紋羽病

りんご、もも、ブドウ

いおう病

セルリ、大根